設定の説明が長くなる

 SF作品を書いてて思うのは説明がともかく長くなる。
 いや、短く書くこともできるけど、そんなことをすると、その言葉の意味が分かる人にしか通用しなくなる。
 まあ、テレポテーションくらいならいちいち解説はなくてもいいかもしれない。
 でも、ワープだとちょっと詳しい説明が必要になるかも知れない。
 そこら辺の説明が上手いのは小説じゃないけど、藤子F不二雄先生で、ワープの説明を何度もドラえもんとかの中でしてたり、あるいはもっと単純に『どこでもドア』なんてものを用意してたりする。
 あそこら辺のセンスオブワンダーの感覚は本当に天才。
 おかげで、「ワープって何?」て聞かれたら「どこでもドアと同じ」て言えば日本人のほとんどには通用してしまう(これは哲学さんの偏見か?)。
 まあ、漫画は見た目で一目瞭然というところがあるのだけれど、小説にも『瞬間移動<テレポテーション>』とか漢字と英語のルビ振りでなんとなくニュアンスを伝えられたりする。
 まあそこら辺のバランスを取るのが中二病マインドなんだろうけれど。

 ……なんにしても、説明文が長々となりやすいSFは確かに若年層には受けないんだろうなぁ。
 そう思いながらも設定のまだるっこしいSFを書く哲学さんであった。(もっと簡単なSFにすればいいのにね!)