電撃に送るやつ:イメージとか

執筆状況を報告するとやる気がなくなるというわけのわからない癖が自分にあることが最近分かった。なので、プロットをどうしたとかスピードとか進捗状況とかは書き終えてからまとめて報告したいと思います。
書く前に、イメージというか何か書いていく上で支えになるような感覚があればいいなぁということで、小説を読む……のではなく、ゼルダの伝説(時オカ)をやってみた。あのボス戦の音楽をはじめて聴いた時の気分を再現できるような文章を書きたいな、という。
これが果たして良いことなのか悪いことなのか良くわかりかねるけれど、最近小説を読んでいても面白くない。問題は多分僕にある。気分的なことなのかもしれないが、自分が面白いと思う小説の感触はむしろ今まで体験してきたゲームとかアニメとかイラストとかにある、という確信が最近なぜか離れない。
まあ表現様式が違うのだから、伝え方も違う。文章から感じる面白さとは何なのだろう……とりあえず最近分かったのは、構成とかいう以前に演出的な問題を考えた方がよさそうだということ。一つの大きな「気分」の世界である、という側面を小説という様式は持っているらしい。これは結構重要なポイントかも。

追記:
最近読んだ中で、面白く読めた小説を挙げるとするなら、安部公房先生の「壁」。すさまじく面白かった。自分が小説を楽しめない状態にある理由とか、色々とこの一冊に詰まっている気がする。