この速さなら言える

序盤のサービスの速さっていうのはすごく大事だっていうことが前から気にかかっている。単純に、一番最初を戦闘描写とか設定の説明で始めるとかもありだけれど、ある意味でもっと丁寧というか、親切なものというか、そういうので言うと多分「ハルヒ」の一巻がトップクラスに秀でているのだろう。
初めっからすさまじい速さでしゅるしゅるしゅるとストーリーが加速するあの感じ。説明の過程を必要としていないというよりは上手く省いているのだろうか。
省く。情報量の密度。……うーむ。あ、安部公房先生の壁が面白かったのはそのせいかも。速さで言うとだいたいハルヒの1.3倍くらい?