2年

ここ二年ほど、ひとりの主人公の物語をずっと書いている。
長編が一本と、短編がいくつか。質はともかく、どれも気に入っている。書いているうちに、「こいつなら大丈夫だ」というような主人公に対しての信頼感のようなものが出来た気がする。
しかしこいつ以外には、他にまだ話を安心して任せられるような主人公は、まだ見つかっていない。