小手先の表現に惑って停滞中

 世界観の導入の仕方について何度も書き直している。
 それもこれも哲学さんが主人公の設定をややこしくしているからだ。
 それらを地の文で説明する話を書いた後消して、ヒロインとの会話を通して分かる話に書き直して、デキがよくないので折半したような話をして余計に中途半端となり、とりあえず、ボツにしてまた考え直し中。

 とどのつまりは以下の項目を滞りなく、読者に説明しなければならない。

・2058年の日本の状況
・超能力者が徐々に人類の間で増えてるけど秘匿されている。(現在10万人に一人が超能力者と言われている。)
・政府は対超能力者特務機関を作って情報を封鎖しつつ、超能力者を管理している。
・主人公は表向きは宇宙飛行士を目指す浪人生だが、色んな事情があってその秘密機関に所属している。
・主人公は実は魔法使いの末裔という超能力者とは別の異能の力を持っている。

 おうふ、箇条書きにしたらこんな単純なことだが、話の流れでスムーズに説明するには面倒だぜ!
 つーか、昔はもっとこういうことは哲学さん息を吸うように結構自然に描いてた気がするんだけど、なんかスランプだちくしょーい。