なんとなく

なんか、ふと思った事を書いてみました。


彼と出会って二年が経っていた。

始まりは本当に些細な事で。

地味で明るくもない私が落とした消しゴムを拾ってくれたあなた。

「変な消しゴムだね」

気に入っていた消しゴムだったから、結構ショックだったけど。

それから徐々に話す機会があって。

ある時気づいたの。

気づけばあなたを目で追っている私がいた事に。

他の女子生徒と仲良く話している姿を見ると胸が苦しくなったりして。

たまたま街で出会ったりしたら運命とか感じちゃったり。

勝手に一人で盛り上がってた。

最初はそれでよかったの。

だって、私なんかじゃあなたと釣り合わないのわかっていたから。

けど。けどね。もうそれじゃ満足できなくなったの。

今が大切な時期だってわかっているけれど。

受験を控える身だもん。迷惑になることなんてわかっているけれど、言いたくてしょうがないの。

ねえ。私がこれから言う言葉にあなたはどんな顔をするかな?

できることなら今の笑顔のままでいることを願って、私はあなたを呼びとめた。





なんてね。こんな駄文を読んでくださった方がもしいたら……ありがとうございます。そして時間を無駄にしてしまい、ごめんなさい。
ふと、自分がジャンプとかを読まなくなった事に気付きました。
NARUTOとか大好きだったのですけどね。今はまったく。
漫画が嫌いになったわけでもないんです。
理由は色々あると思うんですが、今回一つの仮説を立ててみました。
それが、子供の時に持っていた心を失った、です。
ワンピース、ドラゴンボール、心に響いていたものが今はそれほど響かない。懐かしいなと思ってしまうのはやはり歳をとったからなのか。
逆に、夏目友人帳であったり、彩雲国物語とかに心が反応する。
心が女性化?……違うよね?(笑)
と、言うことでライトノベルを愛する年代の心に戻るべく、即興で書いたのが上のやつ。
なぜか女の子目線だし、一人称? 語りというべきなのかわからないですが。
というか、普段は主に三人称を書いているのに何故一人称なんでしょうか(笑)
難しい言葉を控える事だけ決めて、あとは勢いで書いたのですが私はあのころに戻れたのでしょうか?(笑)
うん。少しは戻れた事にしよう。