8/220 あれから進まず、が……  追記:21/220

2010/07/23 15:44現在、この記事を書いている。
何日間か忘れたが、ぼくはこの間ずっと足踏みしていた。が、一応の収穫もあった。とにかく単刀直入に話すと、たくさんの大事なことを発見できたのだ。
1.まずわかったのは、僕は自分に向けたことのあるようなことばでしかきちんとした文章を書けないということだ。これは前にも(7/10)書いたとおり、そうなのかどうか今回で確かめようという目論見があった。結果は残念な方だった。サービス精神で気持ちのいい、かっこいいことばを持ってこようとしても、うわついた訳のわからない言葉の羅列になってしまう。意味はつかみにくいが、かといって完全なナンセンスでもない。読者にも僕にも手に負えないものが出来上がってしまう。
ことばとか論理とかそういう硬質なものを、自分の外で操ることができるほど僕は強い人間ではなかった。高校生であるのももちろん理由なのだろうけれど、とにかく僕という人間は本当に弱いようだ。
そういう意味で綿矢りささんはすごいなぁと思う。やはり女の子は強いし、賢い。身にしみてわかった。不遜で失礼なことではあるが、どうしても17歳で文藝賞受賞かつ最年少芥川賞受賞者ということもあって綿矢さんのことは強く意識してしまう。いうまでもなく、今書いている作品を送るのも文藝賞だからである。わかりにくいが、「文藝賞」という名前の賞なのである。

2.次にわかったのは、些細なことだが小説を書くのには結構その時点でつかれている必要があり、なおかつ書こうと決めてから少し時間をあけその間に本を読んだりして頭を「準備」しないといけないらしいことだ。なんだかんだいって根性論だけでは無理なようだった。が、ひとたび準備ができればやはりそのあとは根性論らしい。
ちなみに、疲れがどう作用するのかは分からないが、頭がフッシュな状態で生き生きとしている時は全く書けない。僕の脳みそはパンパンに詰まった袋のようであり、上から圧力をかけないと何も出てこないようだ。


さてさて、上に書いた1.のことのためか、僕は一体何を書けばいいのやらまったく見当がつかなくなってしまっていた。この続きに一体何を書けばいいのか?そこでずっと足踏みしていた。
でまあ、とりあえず、ようやく頭も働いてきたことだしこの辺で続きを書こうと思う。ちょっとしたことが分かっただけという点でしか昨日とは違わないが、それでもこの「知っている」「知っていない」差は大きい。
個人的なことで申し訳ないけれども、せめて27日に合宿に行くまでは一応行けるところまで、いいところまで行きたい。合宿先で、僕の尊敬するとある先生に見てもらえるからだ(特定が怖いので詳しくは言わないけれど、とにかく凄い先生である。本当にすごい先生である)。
今日進む分は、寝る前にどの辺まで書けたかこのエントリのタイトルに追記して報告しようと思う。はい。頑張ってきます

追記:
かねてから注文していた漫画「ヱデンズボゥイ」の全巻が届いた。これは書きあげた時の楽しみに取っておこう。うしし。
ところで、オーバーフロー直ってよかった。海燕さんが直してくれたんでしょうか。そうだったら、ありがとうございます。