主人公が主人公として機能していないようなきがする。

結局前に晒したプロローグも大幅修正がかかり、キャラ以外別物という状態に……
それはともかく、主人公が主人公として機能していない気がする。
 
主人公って一番目立つイメージがあるんですけど、今回の作品はそうならなかった。
設定では、
ヒロイン 吸血鬼で、チート並に強いけど、力を魔術で封じ込められていて一割程度しか出せない。
主人公  特殊な血が流れていて、ヒロインが主人公の血を吸ったらすった分だけ、力を封じ込めている魔術を弱めることができる(一時的)
それでヒロインは主人公のある程度(主人公が大丈夫な程度)すってパワーアップして戦います。
 
全五章なんですが、三章の終わりに、どうしても勝てない強い敵が現れて仕方なく主人公は大量の血をヒロインに差し出して、完全とは言えなくても、八割程度の力を出せるまでにパワーアップさせます。
そのせいで主人公は倒れてしまい、次に出てくるのはエピローグということに。
主人公が前半しか出ない話ってどうよ……
一人称なので、視点も四章は敵(というか第二の主人公)五章はヒロインと変更せざるを得ないし……
まあ主人公が精神的に成長した結果が三章の血を与えるという行為なので、キャラの成長という面ではいいんじゃないかと思います。
ただラストバトルに主人公がいないのはどうなのか……
 
あと関係のない話なのだけど、プロローグが40×34の原稿用紙6枚も使っているんだが、プロローグ長すぎだろうか?