章のタイトル

今更にして気付いた。
章のタイトルをつけるのってすごく難しい。
「攻撃」とか「敗北」みたいに熟語を使えば簡単だし、これまではこうやってお茶を濁してきたけど、どうも芸がない。
先を予想できそうな要素を含まずに章の内容を象徴するようなものとし、且つ他の章とある程度は形やリズムを合わせなければいけない。形やリズムを合わせようとして一つ二つは上手くいってもやがてイレギュラーが出てくるときたもんだ。


ちょっと古い話だけど、駅名と数を語呂合わせにしたキャンペーンを思い付いたはいいが、七のつく駅名が思い浮かばずに「六本木一丁目」でなんとなくやっつけてしまった東京メトロの「数寄数寄IC乗車券キャンペーン」の考案者もこんな気分だったのかしら。