正解は一つ・・・じゃない!

最近「やっぱり何事においても基本って大事だよなー」なんて考えているのですが、考えているうちにふと小説の基本って何だろう?という問いが生じました。
以下長くなったので収納
文法が整っていること?プロットがしっかりできていること?
なんか違う。きれいな日本語で書かれていることは大事だけど、それだけで小説は成り立たないだろうし、プロットにしても同様。それにプロットは読み手に見せるものではないし、無くても小説を書くことはできる。

これらは小説「作法」であって、方法論の一つに過ぎないわけですね。

では基本とは何か?
ミステリーであれば謎を用意し、解くこと。SFは世界の仕組みを設計すること。ファンタジーなら幻想的であること・・・等々読者の解釈如何で基本と呼ばれるものは変わってきます。

なので、小説に限らず物語というものには基本やルールなんて実は存在しないのではないかなーなんて思います。でも「基準」や「法則」は確かに存在していて、それが感覚と摩擦を起こして「面白い」を生んでいるのではないかと愚考します。

皆さんどんどん面白いこと作って行きましょう!