ぴちぴちな文章

やはり……いくらノリノリで考えた作品とは言え、書くときにノリノリになれない部分もある。
でも、おっ前よりはきれいな文章書けるようになったじゃん?とかいう感覚があれば前には進める。しかし、本を読まないと、自分が好きな文章がどういう感じなのか忘れてしまう。だからまた読み返す。読み返し過ぎて味わいつくした感はあるけれど……「アマニタ・パンセリナ」なんてもう百回どころじゃないし。
本を食べる遠子先輩の気持ちはわかるが、僕にとって美味しいのは物語じゃなく文体の方だ。「死者の奢り」や「壁」、「意味という病」……まだ味わいつくしていないものはたくさんあるな。よし、これを肴にして頑張ろう。

追記:
今目指しているのは感性とデフォルメの両立。二次元の世界を文章から感じる時が、たぶん書いていて一番幸せだ。純文学も好きだけれど、やはりこれは三次元を描いたものなのだと感じると、自分は二次元を描きたいと余計に強く思う。