ポ○ケモンで例え話と、キャラクターについて。

※分からない人はごめんなさい! 私はたぶん、タイプ相性や技構成とか努力値とかの知識があるけれど、ポケモン自体はまだLv1で全く育っていない状態なのかもしれません。
 そんな状態では、Lv50越えの強豪ポケモンには対抗なんてできず、トップクラス(ラノベ業界でいえば「売れてる」と認識されるくらい)のポケモンにいたってはきっとLvも70〜90くらいはあるのでしょうから、Lv1では到底無理ですし、勝てません。「とくせい:がんじょう」だとか、いたみわけ、やどりぎのたねなどがあれば、LV1のポケモンでもLv100にだって対抗できるのでしょうけれども。生まれつき、そんなとくせい(才能)を持っているポケモンなんて、そうそうはいなくって。地道な経験値稼ぎ、が必要なのかもしれません。この世に「ふしぎなアメ」はありませんものね。
 あと、とめ様の記事でおっしゃっている「キャラクター」について色々と。
 キャラのやり取りが面白いこと、は大事ですよね。私たちが好きな作品……ラノベに限らず小説、漫画、ゲーム、映画……大抵はたぶん、「好きなキャラ」がいるのだと思うのです。たまには「この能力が好き」「この世界観が好き」で終わっちゃうケースもありますけれども、やっぱり「好きなキャラ」あるいは「好きな人間関係(年下の上司と年上の部下、背の小さな先輩と背の大きな後輩、恋人同士なのに敵同士、ぶっきらぼうなひとに熱烈アプローチする表現力豊かなひと、などなど)」もあるはずですし。
 ……キャラの掛け合い、はそれこそプロット上ではできず、執筆しないと分からないのでは? とも考えました。けれども、あらかじめキャラに設定してあるもの……例えば。サブキャラとして配置してある、普段は寡黙で喋らない元暗殺者、けれど実は過去にひとを好きになっていて、その人を殺せず、組織を裏切ってまで愛するひとを助けて逃がした――なんて設定があれば。主人公が、立場と身分の違う恋愛で悩んでるとき、普段は自分から話しかけてこないような元暗殺者のそのひとが「本当に守るべきものが、何であるかを考えて行動するんだ」と助言する、といった〝やりとり〟も、設定があったからこそ説得力のあるものであり、必然ともなるやり取りですし。
 ……この例が、やり取りとして面白いかどうかは置いておきますけれど(笑) ともあれ、設定されたキャラがあって、そこに様々な状況や環境が付随することで、どういったやり取りが生まれるか……というのは、考えておく必要があるのかも。あるいは、やり取りの引き出し、やり取りが思い浮かぶような設定の余白、とか? うーん。
 ……そう考えると。今までは「物語のプロット」は考えても、「キャラクターのプロット」はそれほど深く考えてこなかった……かも? 物語とは関係のない日常シーンが短編で書けるくらいに、濃密にキャラを考えておく必要がある……のかしら。「このひと、普段は何してるんだろう」と想像したいくらいの、キャラクター性が必要?
 でもキャラクター性は、単品の設定だけで活きてくるものではなくって、他のキャラのやり取りで活きてくるもののはず。ツンデレにしたって、誰かにツンツンして、とある誰かにはデレる(あるいは少しずつデレていく)というギャップが魅力のはずなのですし。どういった魅力を、どういったシーンで見せていくかがポイント? 恋愛に悩むシーンでのやりとり、戦う意味について悩むシーンでのやりとり……。
 必要なのは、キャラクターの多面性? それは、どれだけ属性やタグや要素を含むのか、というのではなくって……どれだけ、そのひとつ(あるいは、あっても2つ?)の個性を把握しているか、がポイントなのかしら。
 ……何となくは思い浮かんだものの、もうちょっと思考する必要がありそうな内容、かもしれません。キャラクター性。