戦争賛美?

永遠の0』がヒットしたり、都知事選で田母神氏が健闘するなど政治的なうんにゃらまんにゃらがあったりして若者の「右傾化」が叫ばれているこのご時世、いかがお過ごしでしょうか。
なんでこんな書き始めなのかといいますと、現在自分が書いていて、そして先日このブログで感想を募集した作品(今も受け付けてますよ!)は政治的にはどうなのかしら、という心配が出てきたんですよ。
というのも、当作品の主人公は(本当の狙いはもっと別の点にあり、モデルにした人物に倣ったものではあるものの)軍事的栄光を露骨に求めてそのために命を懸けたり他の人を戦いへと駆り立てたりしているラノベの主人公らしからぬ人物なので、読む人が読めば軍国主義、戦争賛美的な作品と受け取られ、選考に際してネガティブな影響を被るのではないか、と思えてきたのです。無難な作品を書けばいいと言われればそれまでなのかもしれないけど、割と書いてて楽しかった作品だし、書いてしまった以上は捨てるのも惜しい。

とはいえ、石原慎太郎集英社での一件もあるしなあ。

いや、でも織田信奈の野望とかまおゆうとか戦争を描いた作品はそこそこあるし、それにこの作品で書いたのは近代戦じゃないし……


ああ、どうなのかしら。