2011-02-24から1日間の記事一覧

プロット話、続き。

「プロット」という言葉をめぐって混乱が生じているようですね。昨日、プロットとは元々ロシア・フォルマリズムの用語だと書きましたが、さらにさかのぼるとアリストテレスの『詩学』にもそれに相当する言葉が存在しているようです。 しかしまあ、ここではそ…

終焉を見ないプロット論

ま、何かの結論に無理やり押し込んでしまうものではないと思うのですけど。 皆考えているみたいだから、という流され気質のため、自分も自分なりに考えてみましたが うーむ、何とも言えない。 そもそも考えたところで自分はその通りに組み立てて書いているか…

プロットとは何か

なーんか、まともなこと書こうとしたら北さんに先を越されたので簡潔に軽くまとめてみます。 プロットとはデートの予定表です。 読者という名の恋人にどうやったら楽しんで貰えるか。 読書というデートの予定をあれこれ立てること。 だと思います。 ……去年書…

プロットとアドリブ

あとひとつ、思いついたことがあるので書いておきます。 自分のエントリにも海燕さんのお話にも、「プロットを作らず、アドリブで書く人」の話が出てきますが、(たまーにあとがきとかで「先のことは何も考えず書いたが、どうにかまとまった」みたく書かれて…

ハルヒのプロットについて

哲学さんどころか北さんにも自論を否定されちゃったので、わざわざエントリにまとめて書きます。 まず、「ハルヒはよく構成され、計算された作品である」という部分は、哲学さん北さん共に主張されてますが、ここは私も同意します。というか、ハルヒほど文体…